1999-2000シーズンにラツィオを優勝に導いたスヴェン・ゴラン・エリクソン監督が『Il Messaggero』のインタビューに応じ、現在のラツィオのプレーや、当時指導した教え子たちについて語った。
現在のラツィオについて
「今季はいくつかの試合を見逃したが、昨季は全部見た。ラツィオは素晴らしいプレーをしていた。イタリアで最高のサッカーだった。予想外で面白いチームだ。ところが、ロックダウンの後にそれが失われてしまった。何があったのかはわからない。ロックダウンがなければラツィオはスクデットを獲得していただろう。パンデミックがあり、こうした事態は誰にも予想できなかっただろう。確かに後悔はあるが、ラツィオは勝つための準備ができているし。遅かれ早かれ成功すると確信している」
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監督として活躍する「愛弟子」たち
エリクソンはラツィオでシモーネ・インザーギの他に、ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリード)、セルジオ・コンセイソン(ポルト)、シニサ・ミハイロビッチ(ボローニャ)ら、欧州のトップリーグで指揮を執る監督を指導してきた。
「私が彼らの唯一の監督だったわけではないよ。彼らが長い道のりを歩んできたことをうれしく思う。プレーのことだけでなく、私が彼らの中に残したことが将来の助けになっているのはとても喜ばしいことだ」