ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が「シモーネ」という名前の相手と電話越しに口論する様子を捉えた動画がIl Messaggeroに掲載され、波紋を呼んでいます。
補強について口論?
その動画に記録されたロティート会長の発言からは、電話相手と選手補強について言い争っていることが推察できます。 会長の発言は以下の通り。
「シモーネ、決めるのは私であって、君ではない」
「私はあらゆる手を使っていると言ってるだろう。誰がまともで誰がおかしいのかはっきりさせよう」
「君は常に不平を言っているが、今のチームは他所より10倍もいい!」
クラブが公式声明を出す事態に
これを受け、ラツィオは公式声明を発表。
TredicDicemreというTwitterアカウント(@ivantarsitano)によって投稿された動画は、誤解を生み出すため盗撮されたものであり、すでに弁護士が動画を投稿した個人の開示請求をしました。 また、民事、刑事を問わずこれを流布した者の責任を問うために手続きを行っています。(ラツィオ公式サイトより)
ラツィオの広報、アルトゥーロ・ディアコナーレ氏は、この電話の相手がシモーネ・インザーギ監督だったことを認めた上で、「監督がオーナーに対し"11人のクリスティアーノ・ロナウド"の獲得を求めるのは珍しいことではないし、当然それは不可能だ」と、今回の口論が深刻な問題ではないことを強調しました。