やや日刊ラツィオ

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ダイチカマダがやってくれた

<22-23セリエA第3節 ナポリ1-2ラツィオ>

鎌田大地の決勝ゴールでラツィオが昨季王者に勝利。去年16位、去年セリエBのチーム相手の開幕2連敗に激萎えしてたんですが、それもどうでもよくなるくらい鎌田がいい仕事をしてくれましたね。鎌田はこれまでいいポジションにいてもなかなかボールを貰えないことが何度かあったのですが、ルイス・アルベルトが信じてボールを渡してくれて、しかもそれに最高の形で応えられました。

日本人が決めたというより、ラツィオの試合を多くの人が観てくれて、一緒に勝ちを喜んでくれてるような気がしてすごく嬉しいです。これまではあんまりない感覚だったので…!

あとゲンドゥージも素晴らしかった。2つとも惜しい判定で取り消されてしまったけど、最初の出場のそれも短い時間で1ゴール1アシスト(幻)は見事でした。セルゲイの後継者という意味では彼の方が近いんだろうなと思います。条件付きの買取義務が付随しているようなので、このままいいプレーができるなら是非正式にチームに迎えたいですね。

去年まではセルゲイがケガしたら実質オプションが他にない状況だったので、鎌田とゲンドゥージのポジション争いは大歓迎ですね。最近は選手層が足りなくて、ヨーロッパの大会で悔しい思いをすることが多かったですが、ターンオーバーもできるなら最高です。ゲンドゥージと鎌田を両先発させて、鎌田にルイス・アルベルト的な役割をさせられるかもしれませんね。

最後に試合後のサッリの言葉を紹介。

「ラツィオが帰ってきたか? 今夜はあらゆる点でとても高いレベルのプレーをした。我々はこうした苦しいゲームに対処する方法をわかっており、勝利を手にすることができた。ゴールが取り消されたことで試合が困難になる可能性もあったが、その代わりに我々は最後まで主導権を握り続けた。今夜のメンタリティは素晴らしかった」

「新契約の効果が現れてきた? 去年もこうした試合はあったが、判断には時間がかかる。カマダは素晴らしい技術を持っていて、負荷をかけすぎずに徐々に成長させている段階だが、残念ながら日本代表に行くことになってしまった。ゲンドゥージは異なる状況でやってきたが、度胸があるように思う。飲み込みも早いし、重要な助けになるはずだ」