やや日刊ラツィオ

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「距離は離れているが、我々はラツィオへの愛でつながっている」 ラツィオ専門紙の現地記者にインタビュー

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距離は遠く離れていても、日本人も、ローマ人も、同じ絆で結ばれているようだ。

先日、ラツィオを中心にスポーツのニュースを伝える『Solo La Lazio』の編集長であるステファノ・フィオーリ氏と対話させていただく機会を得た。いくつか質問をさせていただき、日本のファンへのメッセージも預かったのでここでそれを紹介したい。

「我々はラツィオへの愛でつながっている」

—何があなたをラツィアーレにするきっかけになったのでしょうか?

私は父と教父のおかげでラツィオファンになりました。私が小さい頃、彼らは私をスタジアムを連れて行ってくれて、パニーニのステッカーを買い与えてくれました。 最初に買ってもらったのはたしかシニョーリのステッカーで、初めてオリンピコで観戦したのは1994年4月24日に行われたラツィオがレッチェを3-0で破った試合でした。

—今のラツィオのベストプレーヤーは誰だと思いますか? 理由もお聞かせください

多くの選手をとても気に入っていますが、私はアチェルビとルーカス・レイヴァを選びます。彼らは偉大な選手である前に、人としてもとても優れています。ラツィオのシャツを着ることの意味を示していますね。

—ご存知の通り、かつて本田圭佑という日本人選手が限りなくラツィオ加入に近づいていました。当時彼にどのような印象を抱いていましたか? 率直な感想をお聞かせください

私はあの頃ちょうど記者の仕事をスタートさせたので当時のことをとてもよく覚えています。本田の獲得はラツィオにとってとてもいい補強になると思っていました。最終的に来たのはカンドレーヴァでしたが、今思えばよい結果だったでしょう。

—この移籍市場で最も獲得を望んでいる選手を教えてください

私はアチェルビと共にプレーする強力なディフェンダーが必要だと思います。SPALの右サイドバックのラッツァーリがいいですね。そして、インモービレの代役を務め、時に彼と2トップを組める若手選手も必要です。 もちろん、噂されているミリンコビッチ=サビッチの売却が現実のものとなればあらゆる優先事項が変わるでしょう。

Solo La Lazioを運営する目的はなんでしょうか?あなたたちのゴールを教えてください

私たちのゴールは願望や誤報、煽り記事、クリック稼ぎの記事を書くことなく、専門的に、そして情熱的に世界に対してラツィオについて伝えることです。 私たちはラツィオの歴史やサッカー以外のその他の競技に携わる欧州のポリスポルティーバ(総合スポーツ)に注意を注いでいます。

—日本のラツィオファンに対して何かコメントはありますか?

親しみを込めてあなたたちに挨拶させていただきます。ここローマにいるラツィアーレはイタリアの外からラツィオを応援するすべてのファンを愛しています。私たちの距離はとても離れていますが、ラツィオへの愛で繋がっています。

—残念ながら、現在日本ではラツィオを応援するファンはそれほど多くはありません。ファンの基盤を広げるために、日本のサッカーファンに向けてラツィオのことを紹介してください

ラツィアーレであることは、その起源に誇りを持つことを意味します。ラツィオはローマで生まれた最初のクラブであり、鷲と空をたたえる世界で最も美しいエンブレムを持っています。ラツィオのファンはローマと比べて少ないかもしれません。しかし、それはラツィオを愛し、誇りを持てない理由にはなりません。ラツィオはファンにとって、そして永遠の都ローマにとって代々継承していくべき遺産です。 もしあなたがラツィオを選ぶのであれば、あなたは努力なしに簡単に勝つことは好まない性格でしょう。私はそれこそが日本のサッカーファンが美徳とする価値観だと思います。

『Solo La Lazio』について

Solo La Lazio』は今年の2月18日に発足したばかりの新しいラツィオ専門媒体で、イタリア最大の新聞『La Republica』の名物記者であるジュリオ・カルドーネ氏がディレクターを務めている。フィオーリ氏が語るように、煽り記事を書かない誠実な報道を理念に掲げている。