やや日刊ラツィオ

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ラツィオの2013年コッパ優勝イレブンは今なにしてる? それぞれのキャリアを追いかけてみた

ラツィオはコッパ・イタリア準決勝でミランを破り、2018-19シーズンの決勝への切符をつかんだ。 宿敵ローマを下してトロフィーを勝ち取った2013年以来の優勝を目指し、5月16日(日本時間)にアタランタと激突する。 そこで、2013年の決勝でスタメンを飾った11人は今どこでなにをしているのかを振り返ってみよう。

クローゼ▶︎バイエルンで若手を指導

W杯歴代最多の得点数を誇るレジェンドは、ラツィオでも外国人最多ゴールを記録。ファンに惜しまれながら2016年に現役を引退した。 その後は指導者の道を歩み、現在は古巣・バイエルンのU-17チームの監督を務める。なお、クローゼ率いるバイエルンのユースチームは現在リーグで首位に立っており、クローゼは指導者としての才能も発揮しているようだ。バイエルンとの契約は2020年までで、来年以降も残留するのか、それともいずれかのクラブでトップチームを指導するのか注目だ。

ルリッチ▶︎ラツィオのキャプテンに

2013年のコッパ・イタリアのファイナルで71分に挙げた決勝ゴールは現在も"Lulic71"という合言葉で親しまれる。当時は加入2年目で27歳だったルリッチも33歳になり、キャプテンとしてチームを牽引している。2018年にはラツィオの歴代出場数ランキングで10位に入り、クラブを代表する選手のひとりになった。

エルナネス▶︎古巣サンパウロに復帰

2014年にラツィオからインテルに移籍。移籍が公になる前にカメラの前で涙を流したことは大きな話題となった。その後、インテルからユベントスへと移り、中国移籍を経て現在は古巣サンパウロに所属 。出場回数はわずか3試合と多くはないものの、アシストをひとつ記録している。中国にいた頃のインタビューでラツィオを離れたのは失敗だったと語っている。

オナジ▶︎トルコのトラブゾンスポルでプレー

CLプレーオフ出場をかけた直接対決となった2014-15シーズンのナポリ戦で88分に多くのラツィアーレの記憶に残るゴールを決めた。その2シーズン後にトルコのトラブゾンスポルへと移籍。2018年のロシアW杯に臨むナイジェリア代表のメンバーに入ったものの、本大会での出場は無かった。音楽が好きなようで度々インスタグラムにキーボードを演奏する姿を投稿している。

カンドレーヴァ▶︎インテルでプレーも出場機会減

2013年の決勝ではルリッチのゴールにつながるラストパスを出した。それから3年後の2016年にラツィオからインテルへ移籍。ラツィオでの最終シーズンで13ゴールを決めたのにもかかわらず、インテル移籍から今日までの3シーズンで合計11ゴールしか決められていないことを考えると、期待された活躍を果たしたとは言いにくい。ポリターノ加入によって出場機会も激減し、インテルでの立場は厳しくなっている。

レデスマ▶︎クラブが破産し職なしに…

2006年から2015年まで9年間ラツィオでプレーし、 2009年と2013年のコッパ・イタリア優勝に貢献。ラツィオ退団後はさまざまなクラブを転々とし、2018年にセリエCのプロピアチェンツァに加入するも、クラブが破産して現在は無所属に。なお、同クラブは破産に伴い全選手を放出したため、高齢のスタッフらがピッチに立ち、0-20の敗戦を喫するという不名誉な話題を作ってしまった。

ラドゥ▶︎現在もラツィオでプレー

2008年の加入から現在もラツィオでプレーする最古参の古株。ローマダービーではどの選手よりも熱いプレーを見せ、直近のダービーで“裏切り者”のコラロフが退場した際には満面の笑みを本人に投げかけた。2013年当時よりも頭髪が増えていることに触れないのはファンの間での暗黙の了解。

サナ▶︎母国アルバニアでサッカーの普及に従事

2015年にラツィオを退団し、フランスのナントで1シーズンを過ごしたのち引退。長らくアルバニア代表でキャプテンを務め、ストラコシャにとっては大先輩に当たる。現在はアルバニアサッカー協会のスタッフとして、同国の子供達にサッカーを普及させる活動をしているとのこと。

ビアーヴァ▶︎故郷で指導者に

カバーリングのうまさに定評があり、ラツィオの壊滅的な守備陣を幾度となく救ってきた。2014年に自ら望む形で故郷ベルガモのアタランタに移籍し、2015年に引退。現在はベルガモを本拠地とするセリエDのクラブで監督を務めている。

コンコ▶︎恩師が率いるアタランタで引退

怪我に泣かされることが多かった右サイドバック。バスタにポジションを奪われる形で出場機会を減らし、ユベントスユース時代に指導を受けたガスペリーニが率いるアタランタへ2016年に移籍。その後1シーズンで引退している。ラツィオはもちろん、ガスペリーニとも個人的に縁が深いため、コンコは今年のコッパ決勝を特別な気持ちで見守るだろう。なお、コンコ本人も指導者の道を目指しており、恩師に続いて成功を収めたいところだ。

マルケッティ▶︎ジェノアでプレー

2013年のコッパ・イタリア優勝の最大功労者。特に2013年は幾度となく神がかり的なセーブを見せ、ほとんど彼の独力で勝ち点を得た試合もあったほど。2018年にジェノアに渡り、ラツィオとの試合でオリンピコに帰ってきた時はラツィアーレからの拍手に涙を流した。