セリエAのCL出場権争いは、4位のアタランタから8位・ラツィオまでの5チームが勝ち点4差にひしめくまさに大混戦の様相を呈している。
そんな中で、5位のローマを率いるラニエリ監督の発言が波紋を呼んでいる。
「ラツィオは八百長をするだろう」
ラニエリは今節のジェノア戦前の記者会見で、ラツィオはローマのCL行きを阻止するために現在4位のアタランタにわざと負けると発言。
また、インテルが負ければローマのスクデット獲得が決まった2010年のカンピオナートでも、ラツィオはインテル相手に無気力試合を行ったとラニエリは"主張"している。
これに対しFIGCのペコラーロ検察官はラニエリの一連のコメントを収めた映像を請求し、放言を罰する準備を進めている。
当然ラツィオ側は反発
事実無根の中傷に対してラツィオ側も反論。
クラブのディアコナーレ広報は以下のようにコメントしている。
「ファンは好きに発言することを許されるが、スタッフの場合は責任が伴う。彼らがこうしたことを主張する際には、少なくとも証拠に基づいていなければならない」
「一部のラツィオファンはローマは直近の2試合をあまりにも簡単に勝ったと言っているが、このクラブの誰もがローマが八百長を行ったとは考えていない」
FIGCの評決は今節の試合が終了してから下される見込み。