フェリペ・アンデルソンの退団が決まったラツィオですが、かつての背番号10番の穴を、同じく10番を着る"ファンタジスタ"の獲得で埋めようとしている模様です。
アレハンドロ・ゴメス(アタランタ)
昨年からラツィオが獲得を試みているのが、アタランタで背番号10番を着るアレハンドロ・ゴメス。
フェリペ・アンデルソンと似たプレースタイルを持ち、イタリアでの経験も豊富な30歳の同選手はインザーギ監督にとって理想の補強となりそうです。
また、今週自身の将来について聞かれたゴメスは、「アタランタに100%残留するとは言い切れない」と答え、ラツィオ移籍の可能性を否定しませんでした。
アタランタ側の要求は1000万ユーロほどで、代理人を介して両クラブの間で交渉が続けられていると見られています。
セバスティアン・ジョビンコ(トロントFC)
かつてユベントスで活躍した身長160cmのウィンガー、ジョビンコもまたアンデルソンの代役候補に数えられています。
現在は第一線を離れMLSでプレーしているものの、まだ31歳と若く、イタリア復帰の道も閉ざされてはいません。
ただ、代理人は現在所属のトロントFCからの移籍を否定しており、クラブもまた背番号10番のスターを手放すつもりはないと見られています。
アリエン・ロッベン(バイエルン)
ブンデスリーガ王者、バイエルンで10番を着けるロッベンにラツィオが興味を抱いていると報じられています。
かつて同クラブから移籍したベテランストライカーのクローゼがラツィオで成功を収めたことは記憶に新しく、ターレSDは同じサクセスストーリーをロッベンと共に描こうとしているようです。
年齢と残りの契約期間を評価すると、1200万ユーロ以下での獲得が可能だと見られているものの、現在の450万ユーロの年俸からの減額を本人が飲まない限りは移籍実現はありません。