今週もラツィオにまつわる話題をサックリまとめていきます。
今週のラツィオ①:ロティートがローマのスキャンダルを予見?
2020-21シーズンのオープンを目指し着々と進行していたローマの新スタジアム計画ですが、なんと今週、関連事業者や政治家が9人逮捕される汚職事件が発覚。
ローマのパロッタ会長は「スタジアム建設は遅れない。もし遅れが出たらクラブを売却する」と発言する一方、疑惑が広がり続けていることから、ローマ市長は「この計画はどうなるかわからない」とコメントしています。
ラツィオ会長は問題を予見?
この問題が明らかになる数日前に、ラツィオのロティート会長は「うちはローマよりも先にスタジアムを建てられる」と発言。
ローマは市からプロジェクトを承認されている一方、ラツィオはそれすら得られていない中の強気なコメントでしたが、その数日後に今回のスキャンダルが露見したことで、「彼は始めからこの件を知っていたのでは?」とファンの間で取り沙汰されています。
今週のラツィオ②:W杯が開幕
FIFA W杯 ロシア大会が昨日開幕。
これまでもお伝えしている通り、ラツィオから参戦するのは、ミリンコビッチ=サビッチ(セルビア)とカセレス(ウルグアイ)の2名のみですが、それだけでは少し寂しいので、ラツィオ移籍が噂されている大会参加選手をリストアップしました。
ラツィオが興味を持っている選手の参加国と背番号
アクーニャ(アルゼンチン#8)
バデリ(クロアチア#19)
フロイラー(スイス#8)
グルイッチ(セルビア#16)
ラクサール(ウルグアイ#17)
アズムン(イラン#20)
シスト(デンマーク#23)
以上の選手に注目してみると、ワールドカップも一層楽しめるかも?
今週のラツィオ③:ELでもらえるお金が増える!
惜しくもラツィオが来季のCL出場権を逃してしまったことで選手もファンも悲しみに暮れていましたが、UEFAが定めた新ルールによってEL参加クラブの収入が増加することに。
主に賞金が増額し、もしラツィオが今季と同じステージまで進めれば、来季は1000万ユーロほど収入が増額する見込みです。
当然、CLで得られる収入には敵いませんが、ELを戦う上でのモチベーションになりそうです。
詳しいストーリーはこちら↓
EL参加クラブの収益増加へ。UEFAが新ルール制定 - やや日刊ラツィオ
今週のラツィオ④:ミリンコビッチ=サビッチ「どこでプレーするかはW杯の後で決める」
ある意味ラツィオファンにとっては悲報とも言えるでしょうか。
ミリンコビッチ=サビッチがW杯の後にクラブを離れる可能性について言及しました。
ミリンコビッチ=サビッチ:
自分の移籍の噂に関する記事に毎日目を通しているけど、来季どこでプレーするかはW杯の後に決める。
今はできるだけプレーのことに集中して、その後で将来について考えるよ。
ワールドカップの期間中はプレッシャーがかかる。でもそれはラツィオでも同じだったし慣れっこだ。
W杯は選手の市場価値に大きく影響する大会としても知られ、過去には得点王に輝いたハメス・ロドリゲスがレアル・マドリードへ移籍するきっかけに。
ラツィオの選手が活躍するのは喜ばしいことですが、売却の可能性も考えると悩ましいところです。
今週のラツィオ⑤:フェリペ・アンデルソンがウェストハム移籍?
ラツィオが関わる移籍取引で、最も成立に近いのが、フェリペ・アンデルソンのイングランド行き。
ペジェグリーニ率いるウェストハムが彼に大きな関心を示しており、クラブと個人間では既に合意済みとのこと。
一方で、クラブ間での合意を妨げているのが移籍金のギャップ。
ウエストハムは3000万ユーロ付近での妥結を狙っているものの、ラツィオは断固として4000万ユーロを要求する姿勢を崩さない模様です。
詳しいストーリーはこちら↓
ラツィオ首脳陣がフェリペ・アンデルソンの代理人と会談。イングランド行きへ近づく? - やや日刊ラツィオ
今週のラツィオ⑥:ベティスの左SBドゥルミシが加入?
ラツィオはレアル・ベティスの左SBドゥルミシを獲得するため、700万ユーロのオファーを提出し、これが受理されたと報じられています。
ドゥルミシは過去2年間ローマからアプローチを受けていた24歳のデンマーク人プレイヤー。
168cmと背丈はありませんが、スピードとテクニックに優れており、サイドに攻撃的な選手を配置するインザーギ監督のシステムに適した選手であると言えます。
以上、今週もForza Lazioです!