ラツィオとリヴァプールは近年の取引によって良好な関係を築いていますが、今夏も両クラブの間で移籍が発生するかもしれません。
3季連続でリヴァプールから選手獲得?
過去にもリヴァプールから選手を迎えているラツィオ。
2年前にはルイス・アルベルトを、昨年にはルーカス・レイヴァをそれぞれ獲得し、両者ともチームの中心選手として定着しています。
ミリンコビッチ=サビッチ同僚の名前が浮上
そんなラツィオは今年もリヴァプールの選手をスカウトしており、TuttomercatowebはターレSDが22歳のセルビア人MFマルコ・グルイッチに関心を抱いていると報じています。
グルイッチは、ミリンコビッチ=サビッチとともにU20のW杯を制覇し、その翌年にリヴァプールへと渡りましたが、出場機会には恵まれず。
今シーズンはカーディフ・シティにレンタルされ、13試合に出場しゴールも記録しました。
フィジカルとテクニックが武器
グルイッチの持ち味は、ミリンコビッチ=サビッチと同様、強靭なフィジカルと高度なテクニック。
W杯へ向けたセルビア代表のメンバーにも含まれており、獲得には500万ユーロを要すると見られています。
一方リヴァプールはラツィオの正GKに関心?
リヴァプールもまたラツィオの選手に関心。
かねてからGKを探しているレッズは、ドンナルンマやアリソンといったセリエAで活躍する選手に興味を抱いていますが、ドンナルンマについてはミランが7000万ユーロ、アリソンについてはローマが8000万ユーロをそれぞれ要求しており、獲得は容易ではありません。
そこで、リヴァプールはラツィオの正GKトーマス・ストラコシャに狙いを切り替える可能性があるとIl Messaggeroが報じています。
取引が頻繁に行われる両クラブの間で、この夏も移籍の話がまとまるでしょうか。