セリエA第11節・ベネヴェント戦前の記者会見にシモーネ・インザーギ監督が臨みました。
ベネヴェントについて
「昇格したばかりのチームを前に慢心してしまう危険性は確かにあるが、私のチームは精神面で成熟している。ベネヴェントは油断できないチームだし、ミッドウィークのカリアリ戦でもいいプレーをしていた。」
(ベネヴェントは、前節のカリアリ戦で、95分にゴールを決められて惜敗しました。)
「ベネヴェントは監督が替わったばかりで奮い立っている。我々はこの試合を見くびってはいけない。選手たちが今シーズンのベストパフォーマンスを見せてくれることを期待している。」
「前節のボローニャ戦では、前半こそ素晴らしいパフォーマンスを見せていたが、後半はインテンシティを落として『普通の』チームに成り下がってしまった。それによって勝ちを落としてしまうところだった。」
1勝もしていないチームを前にして
セリエAでまだ1勝もできずに、順位表では一番下に沈んでいるベネヴェント。
不調なチームを前にしてのメンタリティについて、インザーギは語ります。
「『もしも』はあり得る。それがセリエの難しさなんだ。ベネヴェントの最近の2試合を観たが、彼らは今の成績には値しないいいチームだ。我々は慢心してはいけないということをしっかりと認識している。そして、ベネヴェントが採用してくるであろう3-4-2-1のシステムを研究し、対策を練ってきた。」
ラインナップについて
「ディ・ジェンナーロはトレーニングでの負傷により招集外だ。一方で、バスタ、フェリペ・アンデルソン、ウォレス、パロンビはトレーニングに参加した。」
「ペドロ・ネトは次の試合のベンチ入りする」
「ナニはだんだんチームにフィットしてきていて、カイセドも慣れてきている。したがって、ベネヴェント戦のラインナップはよく考えて決めようと思う。ナニとルイス・アルベルトを併用することも検討している。」
ボローニャ戦でのルリッチの態度について
前節・ボローニャ戦で交代を告げられた際、怒りをあらわにしたルリッチは、謝罪の意を込めて全員に食事を奢ったそう。
「ボローニャでの出来事は全て水に流したよ。キャプテンとして、人間として、ルリッチは自分が間違った行動をしたことに気づいている。チームは団結していて、ベストを尽くすという1つの目標に向かって突き進んでいるんだ。」
via Football Italia