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ラツィオのトップチーム全選手を紹介! 18-19シーズン選手名鑑

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選手名鑑・FW編

チーロ・インモービレ(#17・ITA・28歳)

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昨季セリエA得点王に輝いた絶対的エース。DFラインの裏へ抜ける動きを得意としており、トップクラスの決定力を誇る。実はかなりのゲーマーで、ファンに「奥さんとプレステどっちが好き?」と聞かれたときには何の迷いもなく「当たり前だろ。プレステだよ」と答えた。

フェリペ・カイセド(#20・ECU・29歳)

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インモービレの控えとしての役割を期待された昨シーズンは、散々なパフォーマンスでその期待を裏切ってしまった。味方にスペースを作るタイプのストライカーで、インモービレとは毛色が違うことが低調の原因のひとつか。今季こそチームにフィットして、昨季のリベンジを果たしたい。奥さんはマリア・ガルシアというスペインの有名なモデル。

アレッサンドロ・ロッシ(#9・ITA・21歳)

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背番号9を与えられた下部組織出身の国産ストライカー。プレシーズンで複数のゴールを決め、初のトップチーム入りを果たした。インモービレと同じくDFラインを破る動きを好む選手で、「第2のインモービレ」としての成長が期待される。

ルイス・アルベルト(#10・ESP・25歳)

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これまで不遇のキャリアを過ごし、ラツィオでようやく開花した。インモービレと2トップを組み、チームが記録したリーグ最多得点の原動力となった。栄誉ある背番号10を背に、スペイン代表定着とCL出場の夢を掴みたい。

ホアキン・コレア(#11・ARG・24歳)

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今季セビージャより加入したアルゼンチン人ドリブラー。スピードとドリブル力を活かしカウンターの矛先となるプレースタイルはかつてのフェリペ・アンデルソンを思わせる。フィニッシュ精度の改善が課題か。

ペドロ・ネト(#30・POR・18歳)

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昨季加入した2000年生まれの有望株。トップチームでのデビューはまだないが、これまでフェリペ・アンデルソンやルイス・アルベルトが2シーズン目にブレイクを果たしたのと同じように、今季を飛躍の年にしたい。

クリスティアーノ・ロンバルディ(#87・ITA・23歳)

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ラツィオの下部組織で育ち、昨シーズンはベネヴェントでプレーした。スピードに優れ、プレースタイルは現・インテルのカンドレーヴァと似通っている。そのカンドレーヴァがかつて着けた背番号を背に、トップチーム定着を狙う。

選手名鑑・MF編

セナド・ルリッチ(#19・BIH・32歳)

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ラツィオでキャプテンを務めるベテランMF。持ち味のドリブルを武器に、左WBやインサイドハーフなど多彩なポジションで活躍する。2012年のコッパ・イタリア決勝で宿敵ローマから決勝ゴールを挙げたことで、ファンからの人気はかなり高い。そのゴールが決まった時間にちなみ、「Lu71c」「Lulic71」という愛称で親しまれている。

セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(#21・SRB・23歳)

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空中戦では大きな体躯を活かし、ボールを持てばしなやかなタッチで相手をいなすプレーで多くのファンを魅了。昨季オフの移籍市場では台風の目となり、ロティート会長からは1億ユーロ超えの値札を付けられた。ファールや相手選手への挑発、審判への抗議が多いのが欠点で、昨シーズンはチームトップの警告数を記録。弟のヴァンヤ・ミリンコビッチ=サビッチはSPALでGKとしてプレーしており、兄弟対決にも注目だ。

マルコ・パローロ(#16・ITA・33歳)

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マラソン選手の両親譲りの運動量を活かし、攻撃では積極的に相手エリア内へ飛び込み、守備では自陣エリア内まで駆け戻る「Box to Box」の汗かき役としてチームに貢献している。ファッションセンスが奇抜で、チームのクリスマスパーティに可愛らしいサンタクロースのイラストが入ったネクタイを着用して参加した。

ルーカス・レイヴァ(#6・BRA・31歳)

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10年を過ごしたリヴァプールを離れ、昨季ラツィオへ加入した守備的MF。移籍初年度からすぐにイタリア語やセリエAのスタイルについて学習し、一年目とは思えない適応の速さでMVPに輝いた。そのプロ意識の高さはピッチの外でも発揮され、監督とチームメイトの間で不和が生じた際には仲介役となって問題解決へ尽力した。

ヴァロン・ベリシャ(#7・ALB・25歳)

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昨季はRBザルツブルグの一員としてラツィオと対戦した。高い守備能力でボールを奪取し、すぐに素早いドリブルで持ち上がる「レッドブル・スタイル」でラツィオを苦しめ、ザルツブルグのEL4強入りに貢献。怪我の影響でシーズン開幕には間に合わなかったが、新しい中盤のオプションとしての活躍が期待されている。

ミラン・バデリ(#25・HRV・29歳)

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フィオレンティーナを離れ、フリーでラツィオに加入したクロアチア代表MF。開幕戦ではルーカスの代役を完璧に務めあげ、続くユベントス戦では試合途中からルーカスとのダブルボランチを組み、戦術の選択肢に幅をもたらしている。

アレッサンドロ・ムルジャ(#96・ITA・22歳)

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ラツィオのプリマヴェーラで育ったイタリア人MF。パローロと同じ役割を任されているため、体を張ったプレーが多いが、プリマヴェーラでは背番号10番を着け司令塔として活躍していた。自炊が趣味なようで、よくパンケーキなどを料理してインスタグラムに投稿している。好きな選手は元ユベントスのマルキージオ。

ダニーロ・カタルディ(#32・ITA・24歳)

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こちらもラツィオのプリマヴェーラ出身のMF。ジェノアやクロトーネをローンで転々とし、昨季はベネヴェントに所属した。「ラツィオの未来」として将来を嘱望されてきた男も、もう24歳。層の厚い中盤でポジションを勝ち取れるかどうか、今季がラストチャンスになりそうだ。

ジョセフ・ミナーラ(#28・CMR・22歳)

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ムルジャ、カタルディと同じくプリマヴェーラで育った。ここ数年はセリエBで経験を積み、そこでのプレーを買われ今季はトップチーム入りのチャンスを与えられた。テクニックに秀でているものの、まだまだ全体的にプレーは荒削り。かつて日本でも年齢詐称疑惑が大々的に報じられたが、現在では疑いは晴れている。

ブルーノ・ジョルダン(#66・POR・19歳)

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FWのペドロ・ネトと共にポルトガルからラツィオへ加入し、19歳という若さでトップチームに名を連ねている。ポルトガル各年代のユース代表の招集を経験しており、ラツィオでの開花が期待される若手の一人だ。

選手名鑑・DF編

ステファン・ラドゥ(#26・ROM・32歳)

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07-08シーズンより所属する最古参。これまでは左SBとしての出場が主だったが、インザーギ政権下では3バックの一角を担っている。ファンへの愛が強く、ビッグマッチの勝利後はスタンドまで入り、ティフォージと勝利を祝福することもしばしば。

フランチェスコ・アチェルビ(#33・ITA・30歳)

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インテルへ移籍したデ・フライの穴を埋める形でサッスオーロより加入し、守備のリーダーとしてその期待に応える活躍を見せている。二度のガン発症を乗り越え、100試合以上の連続出場を記録中。ライオン好きで、無数のライオンのキャラクターのタトゥーを入れている。

ルイス・フェリペ・ラモス(#3・BRA・21歳)

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デ・フライの背番号を継いだ若きブラジル人CB。南米の選手らしい足元の巧みさもさることながら、時に見せる大胆なタックルはクラブのレジェンド、ネスタを彷彿とさせる。ブラジル出身だが、イタリア代表入りも噂されている。

アダム・マルシッチ(#77・MNE・26歳)

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モンテネグロ代表の右ウィングバック。常に高い位置に張り、前線への突破を狙う。右利きであるが右サイドからカットインしてシュートを狙うプレーを好んでいる。攻撃力が光る一方で、守備面では課題が残る。

マルティン・カセレス(#22・URU・31歳)

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ウルグアイ代表、バルセロナ、ユベントスなど強豪チームでのプレー経験を持つ。センターバックとサイドバックの両方を柔軟にこなし、強烈なシュートやセットプレーでの強さといったパンチ力も兼ね備えている。他の選手にはない独特の雰囲気を放っており、ユニフォームの着こなしもなかなか個性的。

ウォレス(#13・BRA・24歳)

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パスカット能力に優れ、欧州トップクラスのインターセプト数を記録する。その一方で、イージーなミスで味方に叱責されることも少なくない。ユベントス戦ではクリスティアーノ・ロナウド相手に良い守備を見せ、本人からの称賛を受けた。パフォーマンスの波が無くなればセレソン入りも夢ではない。

バストス(#15・ANG・27歳)

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ロシアのロストフよりラツィオに加入したアンゴラ代表のCB。ウォレス同様にミスが目立つものの、セットプレーでの得点力には目を見張るものがある。ファッションセンスに優れており、おそらくチームで一番私服がおしゃれ。

ドゥシャン・バスタ(#8・SRB・34歳)

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元セルビア代表のベテランウィングバック。前所属のウディネーゼではウィンガーを務めることもあった。ラツィオで記録したのはわずか2ゴールだが、2017年4月のローマダービーで決めた決勝ゴールは多くのラツィアーレの記憶に残っている。

ジョルダン・ルカク(#5・BEL・24歳)

マンチェスター・ユナイテッドで活躍するロメロ・ルカクを兄に持つ。昨シーズンは終盤の切り札として使われ、スーペル・コッパイタリアでは決勝点をアシストする活躍を見せた。強靭なフィジカルを生かした「ブチ抜き」とも呼べるサイド突破は迫力満点。見た目とは裏腹に『NARUTO』のファンでもある。

リザ・ドゥルミシ(#14・DEN・24歳)

今季ベティスより加入の左ウィングバック。代表はデンマークを選択したが、アルバニアにルーツがあり、W杯で議論を巻き起こした「双頭の鷲」のポースをよくインスタグラムに投稿している。攻撃力が持ち味で、ルリッチの後釜としての成長に期待がかかる。

パトリック(#4・ESP・25歳)

バルセロナのカンテラ出身の右ウィングバック。「バルサブランド」の技術力を持つ一方で、守備面には課題が残る。SNSの更新がゴールキーパーのストラコシャ並みに活発で、インスタグラムを通じて審判や監督への批判を行ったことも。失言には注意したい。

ロレンツォ・フィリッピーニ(#48・ITA・23歳)

ラツィオのプリマヴェーラ出身で、主なポジションは左サイドバック。これまでローンで多くのクラブを転々とし、今季ようやくトップチームに残留する。契約満了が今シーズン末に迫っており、インザーギ監督にインパクトを与えるためにもこのラストチャンスを活かしたい。

選手名鑑・GK編

トーマス・ストラコシャ(#1・ALB・23歳)

プリマヴェーラで育った生え抜きのアルバニア人GK。早くからその才能を認められ、当時17歳ながら、ラツィオが優勝した2013年のコッパ・イタリア決勝でベンチ入りした。ローマのプリマヴェーラからの誘いを断りラツィオを選んだ決断については「神に感謝している」とのこと。

シルヴィオ・プロト(#24・BEL・35歳)

長らくアンデルレヒトの守護神として活躍し、チャンピオンズリーグでの経験も豊富。昨季はオリンピアコスの一員としてバルセロナを零封する驚異的なパフォーマンスを見せた。最年長の精神的支柱としてチームを支えたい。

グイド・グエリエリ(#23・ITA・22歳)

ストラコシャと同じくクラブのプリマヴェーラで育った。イタリア代表のユース各年代の招集経験を持っている。1年年上のストラコシャにポジション争いを挑む。