セリエA最終節、満員のオリンピコで行われたインテル戦は2-3の敗戦。
シモーネ・インザーギ監督は、ラツィオが自らCL出場権をふいにしてしまったことを認めながらも、「この結果は素晴らしいシーズンを送ったという事実を変えてしまうものではない」と語りました。
試合最終盤で夢を逃す…
引き分けでもCL行きを決められたラツィオ。
77分まで2-1とリードを保っていましたが、デ・フライのファールによるPK、そしてCKからのベシーノの得点によって、2-3で敗れてしまいました。
「CL行きを逃したのは運命」
我々はもっと早い段階でCL出場権を勝ち取るべきだった。
今季は素晴らしい旅を送り、インテル戦も試合を支配していたが、セットプレーから3失点を喫してしまった。
ラツィオがCLへ行けなかったことは運命なのかもしれない。
今季を振り返って
後悔はあるが、この結果は選手たちが送ったシーズン全てを変えてしまうものではない。
今季の初めにスーペルコッパを勝ち取ってから、彼らはずっと並外れていた。
この失望感はこれからもずっと我々の中に残り続けるだろう。だが、夏にゆっくりと心を整える時間はある。
我々はチャンスを創り、試合を支配し、ストラコシャには止めようのない3失点を喫してしまった。
私たちはセリエAで最も実り多いシーズンを送ったクラブだ。
11戦も無敗を続けたが、それだけでは不十分だった。
おそらく、このチームにはまだ経験が足りないのかもしれない。試合終盤で道を誤ってしまうことが多かったからね。
デ・フライの起用について
もし、もう一度やり直せるとしてもデ・フライを使うだろう。彼は良いプレーをしていた。誰も責めることはできない。
「また来季、CLに挑む」
今季はファンが楽しんでラツィオを観ることができたね。あれほどまでにオリンピコが盛り上がったのはスクデットを獲った日以来だ。
CL行きを決められれば一層素晴らしかったが、また来季、挑戦しなければならない。