やや日刊ラツィオ

ラツィオのニュースをお届けするブログ。更新はきまぐれ

鎌田の件について思うこと

ご無沙汰してます。

もはや更新頻度がワールドカップくらいになりつつあるんですけど、例の件について僕の思ったことを一筆書こうかなと思います。

ご存知の通り、鎌田大地が実質的にラツィオを退団しました。

もともと鎌田との契約は単年で、来シーズン以降も残ってもらうためには契約を延長する必要がありました。ところがその話し合いで鎌田サイドからこちらにかなり不利な要求があり、残念ながら破断してしまったという流れのようです。

当然この顛末に僕もがっかりしました。シーズン終盤の鎌田はまさにラツィオの心臓のような働きぶりで、自分がずっと応援していたクラブの中心に日本人がいるというのはとても嬉しいことでした。

この件について現地のラツィアーレと話をしたら彼は鎌田よりもロティートに腹を立てていました(僕が日本人なので気を遣ってくれたのかもですが)。

ラツィアーレのロティートへの怒りはこんな事件の前からずっと積み重ねっているもので、鎌田の件はその一部だし、正直単年契約の時点で残ることはあまり期待してなかったとのことです。実際、現地の興味はトゥードル監督が離れるか、そしてその場合の後任はどうなるのかという話に移っています。

にもかかわらず、日本のメディアではラツィオバッシングが連日続いているように思います。これはうちのフロントがはっきり物事を言うのでその発言を拾ってPV・コメント稼ぎの煽り記事を作りやすいからでしょうね。一時はYahooのトップにもこの件が取り上げられて、普段はつかないような数のコメントがついているのを見ました。まるで大事件ですね。残念ながらしばらくこの話題は擦られ続けると思います。

たしかに彼の退団は残念で、日本での報じられ方に思うところはあるのですが、思えばラツィアーレとしてはもっとショッキングな事件はたくさんありました。17-18シーズンの土壇場でCL出場権を失ったこと、その後のデ・フライのフリー流出の流れと比べればこんなのは屁のようなものです。黄金期の後の苦しい時代を知ってる方からしたら、もはやそよ風レベルだと思います。

残念ながら僕らはレアル・マドリーのように圧倒的なブランドと財力はないので、ときにこうしたことは起こってしまいます。でもそこから立ち直ることに関して、ラツィオの右に出るクラブはいないと僕は思っています。

僕らのゴールは鎌田を残すことではなく、セリエAで成功すること、ヨーロッパで成功すること、ローマや他のライバル達に勝つことで、それはむしろこれから開幕までの時期にかかっています。ですので、妥協した条件で鎌田と契約を延長するのではなく、早めに見切りをつけたフロントの判断を僕は100%支持します。

さきほど触れたように、ラツィオのクラブの体質はメディアの煽りネタにされやすいので、残念ながらバッシングはしばらく続くと思いますが、それを結果で黙らせてくれることをファンとして願っています。Forza Lazio!