ラツィオが左WBの補強として獲得を目指すモハメド・ファレス。27日、『Sky Sports Italia』はラツィオが本人との合意に達したと報じたが、SPALの交渉は依然として平行線をたどっている。最新の状況を以下に説明する。
SPALの要求とのギャップをどう埋めるか
移籍金1000万ユーロを要求するSPALに対し、ラツィオは600万〜700万ユーロの移籍金とシモーネ・パロンビ(クレモネーゼにレンタル中)、ファビオ・マイストロ(サレルニターナにレンタル中)、ディ・ジェンナーロ(昨季ユーベ・スタビアにレンタル)の3名のうちいずれか1名を含めたオファーを提示。
ただし、SPALは選手トレードを含まない現金のみの支払いを要求しており、この差を埋めるために両者は現地時間の今日夕方にも再び電話会議を行う。
インテルが介入?
ラツィオが粘り強く交渉を続けている一方で、『Gazetta dello sport』はインテルがSPALの要求額を支払ってファレスを確保する可能性を指摘している。
ラツィオがダビド・シルバと合意をしながらも、大詰めで獲得を逃してしまったことは記憶に新しい。イグリ・ターレSDにとって、シモーネ・インザーギ監督が求める人員を二度も土壇場で逃すことは許されない。
ラツィオが今夜交渉を決着させられるか注目が集まる。