ラツィオのイグリ・ターレSDは、トリノ戦でのレフェリングが「スキャンダルの域を超えたものだった」と怒りをあらわにしています。
明らかなファールにPKは与えられず、逆にインモービレが退場
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— S.S. Lazio Toronto (@LazioToronto) 2017年12月11日
試合はハーフタイムを迎える直前で急展開を迎えました。
トリノのMFファルケがペナルティエリア内でハンドを犯したものの、PKは与えられず。
一方で、インモービレとブルディッソがぶつかったシーンでVARが発動し、「頭突きを試みた」と見なされ退場を宣告されてしまいました。
『事件』に対して説明を求める
ターレは「これらの『事件』について明確な説明を求める」とSkyに語ります。
「ラツィオは明らかに被害を被った。これまで良いプレーを積み重ね、どのチームからも勝ち点を盗むようなことなくここまで辿り着いたのにね。」
「我々の運命が、試合を一変させてしまうような過剰な他者の力ではなく、我々自身の手に委ねられることを求めている。」
「全ての映像を確認したが、PKが与えられるべきだったことはVARを使えばすぐに確認できただろう。しかし、VARが発動したのはインモービレに対してだけだった。ブルディッソがインモービレには何もされていないと審判に伝えたのにも関わらずね。」
ラツィオの試合での誤審が日常茶飯事に
「順位を上げるための重要な試合を台無しにされた以上簡単なことではないが、我々は一度落ち着く必要がある。」
「トリノは10人のラツィオに対して勝ちに値するプレーをしていたが、今日の我々は損害を受け、尊重されるべきだった。」
「誰だってひとつやふたつの過ちは犯すだろう。しかし、こんなことが日常茶飯事になりつつある。それが問題なんだ。」
「VARによる裁定でレッドカードが出された以上、インモービレの退場にはある程度納得している。しかし、PKになるべきシーンではそれが確認されることはなかった。」
審判への不信感
「審判への敬意を欠いてはいないが、彼らにはもう少し助けが必要なのではないか?大きな目標に向かって戦っているチームが、審判のミスによって何度もつまずいている。これが結果だ。」
「インモービレに対してしかVARが発動しなかったことで、私は考え込んでしまっている。私はフィオレンティーナ戦で起こったことに抗議し処罰を受けたが、より一層怒りの感情は大きくなっているよ。あれから2週間経って、またこんなことになってしまったんだ。」
via Football Italia