ルイス・アルベルトがなかなか活躍を見せられなかった間にも、ラツィオが他クラブからのオファーを全て拒絶していたことを同選手の代理人が明かしました。
アルベルトは昨シーズンにリヴァプールよりラツィオへ加入。
加入後は出場機会に恵まれなかったものの、今シーズンはレギュラーに定着し、ここまで3つのゴールと6つのアシストをそれぞれ記録しています。
今シーズンの好調さの要因
彼の代理人を務めるアルバロ・トーレス氏が、好調の要因を説明します。
「今年はプレシーズンの頭からチームに帯同できているからね。昨年は移籍期間の最終日に駆け込んだことで、十分な準備期間がないままにシーズンに入ってしまった。」
「満足いくプレシーズンを過ごせないことは常に選手にとって不利になる。そんな状況で全てを発揮するのはとても難しいことだ。初めてプレーする国やチームでならなおさらね。」
リヴァプールでの苦難
「そういう意味ではリヴァプールでのコンディションは悪くなかった。でも、彼はずっとチームから出ていきたがっていたんだ。いくつかオファーは受けていたけど、クラブは取り合おうとしなかったね。」
「実際、セビージャから素晴らしいオファーが来ていたのにも関わらず、結局それは実現しなかった。そして、ラツィオが移籍市場の最終日に彼との契約にこぎつけた。」
「セビージャへの移籍が破談する不運もあって、考える間もなくローマへ向かうことになった。だからイタリアのスタイルに適応するまで時間がかかり、昨シーズンの終盤でやっと持ち味を出せるようになったんだ。」
ラツィオが全てのオファーを拒絶してきた理由
「彼がラツィオから出ていくことを検討したことがあるかって?なかなかチャンスが巡ってこないときは誰だって移籍を考えるだろうが、アルベルトは違ったよ。」
「リヴァプールにいた時とは考え方を変えることができたんだ。そして、シモーネ・インザーギ監督やターレSDが、アルベルトには大きな才能が眠っていて、チームにとって重要なんだとメディアに語り続けたからだ。」
「彼はここで挑戦することを選んだ。それが、ラツィオがここまで全てのオファーを断ってきた理由だ。」
via Football Italia