移籍関連の大きめなニュースと、今週の話題をざっくりまとめます。
今週のラツィオ①:デ・フライの後釜問題
インテル加入が正式にアナウンスされたデ・フライは「新しい挑戦を楽しみにしている」とコメント。
ラツィオでの最後の試合の後はかなり落ち込んでいたようですが、元気そうでなによりです。
後釜は誰に?
一方、守備の要を失ってしまったラツィオは、即戦力となる後釜探しを開始。
インザーギ監督は、ザルツブルグ戦の2nd legなどで見られた「瞬間的な大崩れ」を防ぐために、経験豊富で精神的に成熟したベテランのセンターバックを求めているとのこと。
(閲覧注意)
その候補として有力なのは、以下の通り。
アチェルビ(サッスオーロ)
サッスオーロでレギュラーとして活躍した30歳のDF。
ラツィオは700〜1000万ユーロで同選手を獲得できると踏んでいましたが、サッスオーロの要求額は1500万ユーロで、金銭面で折り合いがつくかどうかが加入の可否の分かれ目になりそうです。
グリク(ASモナコ)
パレルモ、バーリ、トリノとイタリアのクラブで活躍した経験を持つこちらも30歳のプレイヤー。
モナコの要求額は1800万とアチェルビよりも高額で、年齢に対する金額の高さがハードルになっているようです
バドシュトゥバー(シュトゥットガルド)
シュトゥットガルドをフリーで退団することが決まっている元バイエルンのCB。
一時はラツィオ加入に合意とのニュースも流れましたが、ベシクタシュなどCL出場権を有するクラブからも関心を引く中、本人は「ELよりもCLに出たい」とコメント。
ローマへ渡る可能性は限りなくく低い模様です。
ナスタシッチ(シャルケ)
上記の3人より経験では劣るものの、イタリアでのプレー歴やビッグクラブで一年間レギュラー出場した経験がある25歳のCB。
現在所属のシャルケとの契約は残り1年で、1000万ユーロのバイアウト条項が含まれていますが、本人は契約更新に消極的とのこと。
今週のラツィオ②:スタッフは休暇中に失点シーン鑑賞会
ラツィオは今季セリエA1位の89得点を記録。
攻撃では輝かしい成績を残した一方で、失点数は49でリーグ10位と残念な結果に。
そこで、インザーギとスタッフは休暇中に失点シーンのビデオを研究し、戦術面で守備の改善を図るようです。
デ・フライの後釜探しも大切ですが、まずはこちらをしっかりと行って欲しいところ。
今週のラツィオ③:ミリンコビッチ=サビッチへオファーが届き始める
ミリンコビッチ=サビッチは、今夏の移籍市場の中心にいるといっても過言ではありません。
報じられたところによれば、マンチェスター・ユナイテッドが1億1000万ユーロのオファーを提出したものの、ラツィオはこれを拒否したとのこと。
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「ユベントスには無理」
ユベントスもまた熱心に同選手を追うクラブのひとつですが、ロティート会長は「奴らにはそんな金はない」と一蹴。
犬猿の仲であることで知られるロティート会長はユベントスのマロッタCEOは、ミリンコビッチ=サビッチを巡っても火花を散らしているようです。
今週のラツィオ④:チェルシーがフェリペ・アンデルソンに興味?
ナポリを率いていた頃からフェリペ・アンデルソンに興味を示していたサッリ。
彼がチェルシーの監督に就任した場合、アンデルソンをスタンフォード・ブリッジへ連れて行くプランがあると報じられました。
詳しいストーリーはこちら↓
ただ、最新のニュースでサッリの過去の発言を問題視したチェルシーが契約を見送ったとも報じられています。
今週のラツィオ⑤:ストラコシャがリヴァプールへ?
かねてからGKを探しているリヴァプールは、ラツィオのストラコシャにも狙いを定めた模様。
ただ、リヴァプールにとっての本命はローマのアリソンで、ストラコシャへと動き出す可能性は低いようです。 (是非アリソンを引き抜いて欲しい)
余談ですが、実はラツィオは昨年リヴァプールのGKカリウス獲得の噂が報じられていました。
今週のラツィオ⑥:ロティートがFIGCの相談役に
FIGC(イタリアサッカー連盟)の重役を決める選挙が行われ、ラツィオのロティート会長とユベントスのマロッタCEOがそれぞれ当選しました。
ロティートはセリエAの20クラブ中13クラブから票を集め当選したものの、ライバル(?)のマロッタは14票を獲得したとのこと。残念。
今週のラツィオ⑦:その他の移籍の噂
その他にも、以下のようなニュースがありました。
以上、今週もForza Lazioです!